ミュージカル「Play a Life」が1月23日~25日、渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)9階「ヒカリエホール」ホールAで上演される。文化庁委託事業「文化芸術収益力強化事業」の一環。
文化芸術収益力強化事業は、文化芸術やメディア芸術の特性を生かした新しい鑑賞環境の確立など収益力確保・強化策を行い、新型コロナウイルス感染症の流行に伴い減収するなどしている文化芸術団体や劇場などの持続的な活動のあり方を検討する事業。
同公演は同施設を運営する東急が実施団体となり、事業パートナーである富士通が、総務省/一般社団法人映像配信高度化機構が策定した4K/8K高精細映像や立体音響の配信仕様に基づき構築した映像配信プラットフォームを活用し、多拠点で見られるようにすることで新たな表現の場の可能性を探る。同ホールでのミュージカル上演は、開業以来初となる。
ミュージカルはアメリカの映画「いまを生きる」を題材にした作品で、早稲田大学ミュージカル研究会の卒業生が中心となり結成した劇団TipTapを母体にしたミュージカルプロデュースカンパニー「TipTap」が制作。「いまを生きる」の主演を務めた俳優ロビン・ウィリアムズの映画を特集していた名画座で出会い結婚した夫婦は、妻は映画に憧れ教師になりながらも辞職、夫は俳優を志しながらも教師になった。その夫が指導する教育実習生は「いまを生きる」が好きと答えた。3人の物語を「今を生きる」をテーマに描く。作・演出は上田一豪さん、作曲は小澤時史さん。
会場では検温を行うほか、場内に用意する消毒用アルコールでの手指消毒、マスク着用を呼び掛ける。チケットはキャパシティーの50%で販売し、一席ずつ空けて席を用意する。鑑賞料は、センターブロック指定席=6,500円、サイドブロック指定席=6,000円。
1月24日の公演はライブ配信も行う。鑑賞料は、リモートライブ配信(スマートフォンやパソコンでの鑑賞)=2,500円、ライブ配信上映(iTSCOM STUDIO & HALL二子玉川ライズでのライブビューイング)=2,000円。2月5日~8日には編集した映像のアーカイブ上映も行う(上映会場はiTSCOM STUDIO & HALL二子玉川ライズ、鑑賞料は2,000円)。