渋谷駅に乗り入れる鉄道4社は1月20日から、新型コロナウイルス感染症拡大を受け発出された緊急事態宣言に伴う1都3県の自治体及び国土交通省からの要請を受け、終電時刻の繰り上げを行う。
JR山手線の渋谷駅発最終列車(平日)の出発時刻は、外回り(池袋駅行き)は24時52分から24時33分発に、内回り(大崎駅行き)は1時7分から24時39分発に、それぞれ変更。このほか、埼京線も終電時刻の繰り上げを予定している。詳細な時刻表のデータは、今月15日ごろにJR東日本のホームページ、17日ごろにアプリでの乗り換え検索にそれぞれ反映する予定。
東急電鉄は、東横線と田園都市線それぞれの終電時刻を繰り上げる。東横線の最終列車の出発時刻(平日)は、渋谷駅発元住吉駅行き24時47分発は24時31分発武蔵小杉駅行きに、横浜駅発元住吉駅行き24時42分発は24時46分発に、それぞれ繰り上げ。同じく田園都市線は、渋谷駅発鷺沼駅行き24時42分発を24時32分発に、中央林間駅発長津田駅行き24時52分発を24時44分に、それぞれ繰り上げる。
東京メトロは、銀座線・副都心線・半蔵門線共に10~20分程度繰り上げ(土曜・休日は一部路線・運転区間で繰り上げ)、終電の接続も行わない。銀座線の最終列車(平日)は、渋谷駅発上野駅行きは24時12分から24時2分に、浅草駅発上野駅行きは24時14分から24時10分に変更。同様に副都心線(同)は、渋谷駅発池袋行きは24時20分から24時5分に、和光市駅発渋谷駅行き(東急東横線武蔵小杉駅行き)は24時7分から23時55分に変更。同じく半蔵門線(同)は、渋谷駅発押上駅行きは24時15分から24時7分清澄白河駅行きに、押上駅発渋谷駅行きは24時18分から24時8分水天宮前駅行きに変更となる。
京王井の頭線は、渋谷駅発最終列車(富士見ヶ丘行き、平日)は24時45分を24時33分発にするなど、上下線でおおむね10~20分程度繰り上げる。
各社終了時期は未発表(当面の間)としている。