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映像作家・柿本ケンサクさん、代官山で写真展 「AI現像シリーズ」など展示

AI現像シリーズ「Time Tunnel」シリーズなどを展示する©Kensaku Kakimoto

AI現像シリーズ「Time Tunnel」シリーズなどを展示する©Kensaku Kakimoto

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 映像作家で写真家の柿本ケンサクさんの写真展「TRANSFORMATION」が1月9日、代官山・旧山手通り沿いの代官山ヒルサイドテラス(渋谷区猿楽町)F棟「ヒルサイドフォーラム」で始まる。

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 学生時代からTVCMやミュージックビデオなどの助監督を経験しながら作品を制作していた柿本さん。広告やミュージックビデオなどを手掛けるほか、2005(平成17)年に映画「スリーピングフラワー」で劇場デビューを果たし、2012(平成24)年には震災後の東北太平洋沿岸部10カ所で花火を同時に打ち上げた活動を追った実録映画「LIGHT UP NIPPON」を公開するなどしている。2016(平成28)年には同所で初の写真展を開いた。

 AI(人工知能)現像シリーズ「Time Tunnel」を展示する同展。これまで柿本さんが撮影してきたコロナ禍前の数千枚の風景写真とテキスト、社会情勢をAIに学習させ現像を試みたシリーズで、柿本さんとオーストラリアのサイエンスアートチーム「Alt.vfx」のルーク・バブさん、ピョートル・ストプニアックさんと連携し、全てリモートで共同制作したシリーズとなる。会場では、日常の世界を高解像度で切り取る新シリーズ「Trimming」、2016(平成17)年の写真展などで発表した「TRANSLATOR」シリーズ新作も展示する。

 会場の様子は、ネット上の「バーチャルミュージアム」でも見られるようにする。

 開催時間は、9日~11日=11時~19時、12日~23日=11時~18時、24日=11時~17時。入場無料。今月24日まで。

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