セルリアンタワー東急ホテル(渋谷区桜丘町)が1月1日~3日、地下1階の結婚式場「神殿」に宿泊者向けの初詣会場を用意する。
新型コロナウイルス感染症の収束が見られない中、新年も「密」を避ける行動が求められる年末年始。ホテルには例年、区内の神社などへの初詣を目的に宿泊する客も多いことから、「宿泊者の皆さまが安心して初詣をしていただける企画」として考案した。
今回、結婚式場を初詣会場として活用する。「神殿」での結婚式では金王八幡宮(渋谷3)の神主が祝詞(のりと)を上げているほか、同八幡宮の依り代(よりしろ)を置いていることから、同八幡宮の協力を得て実施。会場には期間中、さい銭箱を用意し、集まったさい銭は後日、スタッフが同八幡宮に奉納する。
ホテルではこのほか、宿泊者以外も体験できる新春企画も用意。1月1日(11時30分~、14時30分~)には、ロビーや2階のレストラン店内を獅子舞が練り歩く。1日・2日(13時15分~、15時~)には、尺八や筝(そう)などのコンサートをロビーで開く。
1日・2日(10時~16時)には、ホテルから道玄坂や渋谷駅前スクランブル交差点などを巡る人力車も運行する。一般利用料は3,000円。予約優先。荒天時は中止。ロビーには人力車のフォトスポットも用意する。
両日、地下2階の能楽堂では、寄席と日本舞踊の公演(各日14時~と16時~、一般鑑賞料は1,000円)を開く。同階のホワイエでは2日(11時~17時)、伝統工芸「つまみ細工」体験ができるほか、2021年の運勢を占う占いブース、似顔絵ブースも用意する。いずれも一般体験料は3,000円。