西武渋谷店(渋谷区宇田川町)は、2021年も1月1日から営業する。
例年元日営業をしている同店。2021年はアート・リアル・デジタル化を融合する。今回は、車と電車を独特のタッチで描くアーティスト轟友宏さんとコラボレーションする。
A館7階には、絵馬掛所を用意するほかパソコンやスマートフォンから祈願できる「デジタル絵馬」を用意し、来館しなくても祈願できるようにする。デジタル絵馬は後日、「北谷(きたや)稲荷神社」(神南1)に奉納する。同階には、同神社で祈祷したお札をまつる「シブセイ神社」も設置。拍手に反応するモニターを設置し、「2拝2拍手1拝」の拝礼をすると轟さんが描いた七福神が登場。デジタルみくじを引くことができる。
同館のウインドーには轟さんが描いた七福神を展示するほか、館内には轟さんのアート作品を置くフォトスポットを用意。同館7階はフラッシュ撮影をすると招き猫が浮かび上がる作品、B館1階には七福神と宝船の立体作品になる予定。B館8階の美術画廊・オルタナティブスペースでは12月29日~1月17日に轟さんの個展を行う。
同館では主要出入り口ではサーモグラフィーによる検温を行っているほか、消毒液の設置など新型コロナウイルス感染症対策を講じている。混雑する時間帯(16時~20時)を案内するなどし、時差来店も呼び掛けている。
年末年始の営業時間は、12月28日~30日=10時~19時(飲食フロアなどは異なる)、今月31日=10時~18時、1月1日~3日=10時~19時予定。1月4日以降は通常営業(10時~20時)。