渋谷発の傘のシェアリングサービス「アイカサ」に12月24日、お笑いコンビ「キングコング」西野亮廣さん原作「えんとつ町のプペル」(以下、プペル)とコラボレーションした傘が登場した。
Nature Innovation Group(渋谷区渋谷3)が2018(平成30)年12月に始めたアイカサは、突発的な雨に見舞われた際などに傘を借りられるサービス。今回、サービス開始2年を機に、同作のモデルが渋谷であることや、作品に登場するゴミ人間「プペル」の頭が傘のゴミからできているなど共通点があることから、コラボレーションした。
傘は、黒地をベースに、プペルと少年「ルビッチ」が煙突の上に座っているシーンをデザインした生地を貼り合わせている。内側には、「信じ抜くんだ、たとえひとりになっても」という作中に登場するメッセージもプリントした。
渋谷区内にあるアイカサのスポットは現在約25カ所。プペルとのコラボレーション傘は、スタート時は、渋谷マルイのエントランス、渋谷モディの正面エントランスなど各2カ所、東急渋谷駅構内の観光案内所「WANDER COMPASS」、渋谷マークシティ前の新聞販売所6カ所に設置。需要に合わせ増やす可能性はある。
同社は今月28日~2021年1月10日、渋谷モディ1階でプペルの傘などが体験利用できる展示会を行う。
アイカサの利用料は、1本24時間70円、月280円(1人2本まで)。アプリを通して利用できる。コラボレーション傘は渋谷区内を中心とした東京エリアと、アイカサをリニューアルする岡山エリア(25日~)で運用する。