渋谷駅に乗り入れる鉄道4社は本年度、大みそかの終夜運転を行わない。
例年、初日の出や初詣、街でのイベントなどで移動する人たちもいることから終夜運転を行ってきた各社。新型コロナウイルス感染症が流行している今年は、国・関係自治体から要請を受けたことや感染拡大の状況を鑑みて、JR東日本、東急電鉄、東京メトロ、京王電鉄の各社が終夜運転の取りやめを決めた。
東急電鉄は、東横線や田園都市線など全線で終夜運転、運転時間の延長を行わず、大みそか・元日を含む12月30日~1月3日は、土曜・休日ダイヤで運転する。京王井の頭線、東京メトロ銀座線・副都心線・半蔵門線も同様に12月30日~1月3日は土曜・休日ダイヤで運転する。
渋谷駅前では、2016(平成28)年からカウントダウンイベントを行っていたが、今年は「3密の状況をつくってはいけない」とイベントを行わないことが既に公表されている。