パンの祭典「青山パン祭り」が12月26日・27日、表参道のコミュニティースペース「COMMUNE」（港区南青山3）で開催される。主催はNPO法人Farmer's Market Association（目黒区）。

　2013（平成25）年秋に初開催した同祭。毎回、パン店を中心に2日間で延べ80店舗以上が出店してきた。コロナ禍での開催となる今回は、これまでの国連大学前から会場を移し、規模を縮小して行う。

　パン店は、フリッツァ（揚げピザ）専門店「セモア」、国産素材でべーグルを作る「東京べーぐる べーぐり」、手作りあんぱんで知られる「喜福堂」、沖縄に店舗を構える「茶のま乃ぱん処」、米で作った酵母と国産小麦でパンを作る「自然酵母 山のパン屋」、11月にオープンした「コンビニエンスストア高橋」などが出店。シフォンケーキ店「ちゃんちき堂」、ミルクティー店「MILK TEA SERVICE」、フレッシュチーズ店「CHEESE STAND」、植物を扱う「北中植物商店」なども軒を連ねる。

　今回は南インドカレー店「プラマーナスパイス」（豊島区）、パン店「the bakery」（群馬県）、卵生産者「セオリファーム」（宮城県）がコラボレーションし出店。スペインの煮込み料理「シャクシューカ」とパン、卵、ドリンクのセット（予価1,800円、各日60食限定）を提供する。

　開催時間は10時～17時。入場無料。雨天決行。会場ではアルコール消毒を用意するほか、マスクの着用を義務化。「密にならないような」列の整備などを行う。