渋谷エクセルホテル東急(渋谷区道玄坂1)に12月19日、東急電鉄の電車シミュレーター装置付きのコンセプトルームが限定登場した。
新型コロナウイルス感染症の影響で、鉄道関連のイベントや鉄道を使った旅行が控えられる中、電車の旅を疑似体験できるプランとして企画した。
コンセプトルームは2部屋用意。「トレインシミュレータルーム」(スーペリアフロアツインルーム、38平方メートル)は、東急電鉄8090系の本物のマスターコントローラーハンドルを使った電車シミュレーターを設置。東横線・田園都市線・大井町線から路線を選んで、運転士の体験ができる。室内の壁面には車両の写真や行先案内板などを飾る。
今月26日には「昔懐かしの東急電鉄コンセプトルーム」(スーペリアフロアツインルーム、30平方メートル)が登場。1969(昭和44)年に廃線となった東京急行電鉄(当時)玉川線をテーマにした内装に仕上げる。
1泊夕食付きの宿泊料は以下の通り。「トレインシミュレータルーム」は、1室1人利用時=3万5,000円(土曜、12月31日~1月2日・10日は4万5,000円)、1室2人利用時=4万3,000円(同、5万3,000円)、「昔懐かしの東急電鉄コンセプトルーム」は、1室1人利用時=2万8,000円(同、1月10日は3万3,000円)、1室2人利用時=3万6,000円(同、4万1,000円)。2021年3月31日まで。利用客にはオリジナル硬券を進呈するほか、車両番号札(1万円)、改札ばさみ(2,000円)などの中古部品・備品を販売する。