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渋谷・宮下公園で東京オリンピック・パラリンピックに向けた文化イベント

昨年開催時の様子

昨年開催時の様子

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 東京オリンピック・パラリンピック(五輪・パラ)に向けた渋谷区文化プログラム「MERRY SMILE SHIBUYA 2020」が11月21日・22日、区立宮下公園(渋谷区渋谷1)で開催される。主催は渋谷区。企画・運営はNPO法人MERRY PROJECT(港区)。

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 「東京2020(文化・オリンピアード)」公認プログラムとして、2017(平成29)年から開催されている同イベント。年齢や性別、国籍、障がいの有無を問わず、多様な人たちが集まりパフォーマンスやワークショップ、展示などの参加型コンテンツを展開する。東京五輪・パラを予定していた今年はパラ開催期間中に同所にライブサイトを設置し、大型スクリーンでの競技中継を含めてイベントを行う予定だった。

 メインステージでは、盲目のアコーディニスト・新居草太さんの演奏やダウン症の書家・金澤翔子さんのパフォーマンス、渋谷画劇団によるパラリンピックを紹介する紙芝居、バンド「オフコース」のドラマーJIRO OMAさんと津軽三味線奏者HIRO KUROSAWAさんのユニットTEN-CHI-JINのライブ、子どもたちの笑顔をプリントした傘を開くMerry Projectのアートパフォーマンス、バケツにガムテープを貼って作る「ガムテープ太鼓」などを奏でるバンド「サルサガムテープ」のライブなどを展開。ピープルデザインを掲げるファッションブランド「tenbo」は、子どもたち500人の笑顔をプリントした直径10メートルのドレスなどを披露するファッションショーを予定。

 場内には区内の大学・専門学校などがブースを出展する。区内の観光スポットを動画やクイズで紹介する(東海大学)ほか、新聞紙を使ったバッグ作り(帝京短期大学)、「2020」「笑顔」をテーマにしたちょうちんの絵付け(国学院大)、感染症対策を紹介する紙芝居(日本赤十字看護大学)などを展開する。

 東京五輪・パラに出場選手に向けたメダル作りなどのワークショップ、渋谷区公認のパブリックデータ「シブヤフォント」を使ったパラスポーツ応援グッズの展示、片手で着けられ、上下を分かりやすくするなど障がい者の「困り事」にも対応できるようリデザインしたマスクの展示・販売なども予定する。

 今年はコロナ禍ということもありオンライン配信も行う。会場では、出入り口を限定し、検温や消毒、マスクの着用、入場カードの記入などを呼び掛ける。

 開催時間は11時~17時(ブースは16時まで)。入場無料。イベントは一部を除き手話通訳付きで進める。

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