民家をリノベーションしたイベントスペース「UNKNOWN HARAJUKU(アンノン原宿)」(渋谷区神宮前6)が11月9日、表参道と明治通りが交わる神宮前交差点近くに開設される。
東急不動産が手掛ける同所。同社は神宮前交差点の東急プラザ渋谷表参道を手掛けているほか、同施設の対面で開発が進む「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」(2022年度完工予定)にも権利者・特定事業参加者として携わっている。
「新たなムーブメントを育てる」ことを目的に開設する同スペース。「まだ知らない原宿へ」をコンセプトに、ジャンルや知名度、価値観などの垣根を超え、表現者が集まり企画し、表現することで「これまでにない」体験・作品の提供を図る。ポップアップストア・イベント、展示会、セミナー・パーティー、撮影などで利用できる。
敷地面積は約148.63平方メートル。延べ床面積は約99.79平方メートル。スペースは2階建てで、1階(78.26平方メートル)が展示などをできるスペース。2階(21.53平方メートル)は控え用のスペースとなる。
オープニングとして9日~今月1日には「ソーシャルデザイン」をテーマにした都市フェスティバル「SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA」の一会場として使われる、展示イベントやトークイベントを展開。2021年1月28日からは、「次世代カルチャーの担い手」たちが企画展や共同制作、番組配信などのコラボレーションを実験的に行うギャラリー企画も予定している。