「ソーシャルデザイン」をテーマにした都市フェスティバル「SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA(ソーシャルイノベーションウィーク渋谷)2020」(以下SIW)が11月7日から、渋谷で開催される。
2018(平成30)年に初開催されたSIWは、渋谷区と日本財団(港区)が2017(平成29)年10月に締結したソーシャルイノベーションに関する包括連携協定に基づき開催。「未来志向の」起業家やクリエーターとの出会いの場の創出、街を舞台に「これからの社会をリードする」アイデアやソリューションの体験の提供を目的にしている。
コロナ禍で開催する今年は、これからどのように働き、暮らすのかなどを考えながら未来を創造し新しい価値を生み出したりアクションを起こしたりするため、「HOW」をテーマに掲げる。期間中、社会を「良い方向に」導くアイデアや企画を表彰する「Award」、「未来の可能性」を探求するトークセッション「Conference」、参加する人が自由に交流できる機会を提供する「Networking」、体験プログラム「Experience」の4つのプログラムを展開する。
会場は「スクランブルホール」(渋谷スクランブルスクエア内)、「CE LA VI」(東急プラザ渋谷内)、渋谷パルコ、渋谷区立宮下公園、ヨシモト∞ホ―ル、バーチャル渋谷など。会場では入場人数を制限し、一部コンテンツはオンライン配信も行う。
カンファレンスは2会場で約30以上を展開。オープニングでは平井卓也改革担当大臣が基調講演(収録映像の上映)を行うほか、代々木公園の一角でサッカーなどの多目的スタジアムの整備を目指すプロジェクト「代々木スタジアム」構想について長谷部健渋谷区長らがトークを行う。そのほか、テクノロジー、社会課題、ダンス、スポーツ、ダイバーシティーなどに関するカンファレンスを展開。
ネットワーキングは、区が再整備を進める笹塚・幡ヶ谷・初台エリアで活動する人や同エリアに関心のある企業・クリエーターたちの交流を目的としたミートアップイベントなど、21のプログラムを用意。エクスペリエンスでは9つのプログラムを展開。ナイトタイムエコノミーを考えるイベント「WHITE NIGHT OUT」を渋谷横丁(MIYASHITA PARK内)で開催するほか、ヨシモト∞ホールではプロ選手などを招きeスポーツのエキシビション大会を行う。宮下公園では、古着のポップアップストア、古着のファッションショーも予定する。
参加無料(無料観覧チケットの申し込みが必要)。11月15日まで。