渋谷が舞台のウェブコミック「とんかつDJアゲ太郎」の実写映画公開記念イベントが10月6日、東急プラザ渋谷(渋谷区道玄坂2)のルーフトップガーデン「SHIBU NIWA」で行われた。
同作は、2014(平成26)年~2017(平成29)年に「少年ジャンプ+」(集英社)で連載されていたギャグ漫画で、原案をイーピャオさん、漫画を小山ゆうじろうさんが、それぞれ手掛けている。2016(平成28)年4月にはテレビアニメ化もされた。
渋谷の片隅にある老舗とんかつ店「しぶかつ」3代目の勝又揚太郎が主人公。弁当の配達で初めて訪れたクラブで高揚感を体感し、とんかつもフロアもアゲられる「とんかつDJアゲ太郎」を目指す物語。
主演は俳優でバンド「DISH//」のメンバーでもある北村匠海(たくみ)さん。勝又揚太郎が憧れる見習いスタイリスト・苑子を演じるのは山本舞香さん、ライバルとなる人気DJ屋敷蔵人(くらうど)を演じるのは伊藤健太郎さんが演じる。このほか、加藤諒さん、ブラザートムさんらが出演。
イベントには北村さんや山本さん、伊藤さんらが参加。本人役で出演するDJ KOOさんのDJプレーでイベントはスタートした。撮影はほぼ渋谷で行ったという同作。北村さんは「(渋谷で)遊ぶようになったのは高校生のときで、音楽やファッションを渋谷で知った」と言い、浅香航大さんは「都内で1人暮らしを始めて、都内の中心は新宿から渋谷に変わった」と、渋谷にまつわるエピソードも披露。作品にちなみ、リモートでイベントに参加した観客129(いい肉)人と共にとんかつを実食した。
メガホンを取るのは映画「チワワちゃん」などを手掛けた二宮健監督。製作はフジテレビ、配給はワーナー・ブラザース映画。当初6月に公開を予定していたが新型コロナウイルスの影響で延期されていた。
今月30日公開。渋谷ではTOHOシネマズ渋谷(道玄坂2)で上映する。