カクテルの祭典「TOKYO COCKTAIL 7 DAYS 2020(東京カクテル7デイズ 2020)」が10月1日、始まった。主催はバー&カクテルのウェブサイトを運営するセロリ(新宿区)。
英ロンドンで始まった1週間のカクテルイベント「カクテルウイーク」の日本版として2017(平成29)年に始まった同イベント。4年目を迎える今年はオンラインを中心に展開するとともに、期間を1カ月に延長した新たなスタイルで展開する。バー業界も新型コロナウイルス感染症の影響で「厳しい状況に立たされている」中、「日本のバー&カルチャーの火を消さない・絶やさないために今何ができるのかを考えた」という。
期間中、国内外13ブランドによるカクテルセミナーを30回以上開催する。麹(こうじ)を活用した日本生まれのスピリッツ「TSUMUGI」やイタリアの食文化「アペリティーボ」の魅力を紹介、ウオツカ「ズブロッカ」の飲み方の提案などを予定。それぞれ、セミナーを受けながらカクテルを作ったり飲んだりできるようなセットを用意する。公式ホームページで事前予約を受け付けている。
リアルでは、参加72店が「SHAKE UP TOKYO」をテーマに、カクテルを作る技法「シェイク」「ステア」「ビルド」「ブレンド」などから2種類以上を取り入れたイベント限定カクテル(イベント参加者は税・サービス料別1,000円)を提供する。広域渋谷圏の参加店は、The SG Club(渋谷区神南1)、Tower’s Bar BELLOVISTO(セルリアンタワー東急ホテル内、桜丘町)、Fratelli Paradiso(表参道ヒルズ内、神宮前4)、Bar Triad(恵比寿西1)、Anjin(代官山蔦屋書店内、猿楽町)など。
参加料(カクテルパスポート)は2,200円。20歳未満は参加不可。今月31日まで。