若手作家の発掘・育成・支援を目的にしたアート・フェスティバル「SICF(スパイラル・インディペンデント・クリエーターズ・フェスティバル)21」が9月19日から、スパイラル(港区南青山5、TEL 03-3498-1171)3階のホールで開催される。
2000(平成12)年に始まった同フェスは、若手作家の発掘・育成・支援を目的に公募で集まったさまざまなジャンルのクリエーターを紹介している。例年ゴールデンウイークに開催していたが、今年はシルバーウイークに時期を変更して開く。
今回は若手作家85組が出展し、立体・インスタレーション、絵画、メディアアート、ファッション、パフォーマンスなどさまざまなジャンルの作品を展開。出展作家も来場し、来場客にプレゼンするほか、一部作品の販売も行う(来場が困難な出展者はオンライン上でコミュニケーションができるシステムを導入)。
最終日には、参加クリエーターの中からグランプリ・準グランプリなどを決めるほか、来場客の投票で決めるオーディエンス賞などを選出する。審査員は、ファッションブランド「ミナ ペルホネン」テキスタイルデザイナーの田中景子さん、雑誌「美術手帖(てちょう)」編集長の望月かおるさんら。
併せて1階のスパイラルガーデンでは、昨年の同フェス受賞者10人の作品を展示する展覧会も開く。
今回はリアルイベントに加え、アーティスト・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker」と連動。会期終了後に、会場の様子を360度見られるオンラインビューイングを公開する。
開催時間は、19日・21日=13時~19時、20日・22日=11時~19時。入場料は一般700円ほか。今月22日まで。