アパレルメーカー「アダストリア」(渋谷区渋谷2)が9月3日、渋谷区公認土産としてTシャツとトートバッグを発売した。
同社はCSR活動の重点テーマの一つに「地域と成長する」を掲げている。区内に本社を構え、主要ブランドの旗艦店を出店するほか、区との包括連携協定「シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー(S-SAP)協定」も結んでいる。
今回は、一般財団法人渋谷区未来デザインの「渋谷区公認スーベニア事業」に参画するかたちで商品を製作。同事業の一環で、収益の一部は街の清掃活動などまちづくりに還元するプロジェクト「SHIBUKURO」とコラボレーションする。
デザインには、イラストレーター金安亮さんの「A day in the life shibuya」を採用。同作品は、宮下公園(ミヤシタパーク)建設時に工事の仮囲いに掲出されたアートの原画として知られる。商品は、胸元にモヤイ像などを、袖に「SHIBUYA」の文字などをプリントする長袖Tシャツ(3,900円)、胸元にアートの「主人公」となった女の子と犬などをあしらうTシャツ(2,900円)、SHIBUYA109やスペイン坂などを描いたトートバッグ(2,000円、価格は全て税別)を用意。トートバッグにはSHIBUKUROのタグが、TシャツにはSHIBUKUROのボールチェーンタグがそれぞれ付く。
商品は、SHIBUKUROのホームページや渋谷区役所(宇田川町)1階のコンビニエンスストア(セブン-イレブン)で順次販売する。両商品は、区が8月に始めたふるさと納税の返礼品にもなる予定。