妖怪をテーマにしたアート市「アマビエだけじゃない?ごりやく!妖怪フェス」が現在、東急ハンズ渋谷店(渋谷区宇田川町)B2Cフロアで開催されている。
例年5~6月に、妖怪をテーマにしたイベントを開催している同店。京都で行われていた「妖怪アートフリマもののけ市」が関西方面で話題になっていることを知った同店の担当者が現地調査に行き運営団体を「口説き」渋谷で開催するに至ったという。
コロナ禍の開催となった今年は、疫病など除災の妖怪とされる「アマビエ」が注目されたことから人間たちに「福」をもたらすといわれている妖怪をメインテーマに掲げた。アマビエのほか、幕末に疫病を予言したという「ヨゲンノトリ」、中国の霊獣で魔よけとして扱われる「白沢(ハクタク)」、江戸時代の淀川に現れ豊年となった「豊年魚」、住む家に富をもたらすという「座敷童子」などの妖怪をモチーフに、作家が制作した作品を販売している。
同所では併せて、今年で5回目となる「妖怪夏祭り」も開催している。
営業時間は10時~21時(最終日は18時まで)。8月31日まで。