「ほぼ日手帳2021」発売記念イベントが8月25日、渋谷パルコ(渋谷区宇田川町)8階のギャラリー「ほぼ日曜日」で始まった。
糸井重里さんが主宰するウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」(ほぼ日)で開発が始まり、2001年(2002年版)に誕生した「ほぼ日手帳」。2020年度は75万部を売り上げたという。発売から20年目を迎える2021年版は「handwrite(ハンドライト)/人は、書く。」をテーマに、100種類以上をラインアップする。
手帳本体は、1日1ページの「オリジナル」(文庫本サイズ、2,200円)、「カズン」(A5サイズ、3,850円)、1年分が2冊に分かれている「アヴェク」(オリジナル1,210円、カズン2,134円)、週刊タイプの「ウィークス」(1,980円~)、月間カレンダーと方眼ノートがメインの「デイフリー」(1,650円)などを展開している。
カバーはオリジナルとコラボレーションデザインをラインアップ。初展開する「JAPAN MANGA CLASSICS」(10月発売)は、「ドラえもん」「鉄腕アトム」「らんま1/2」「ちびまる子ちゃん」などの漫画とコラボレーションしたシリーズ。「ドラえもん」はコミックスの表紙をモチーフに、タイトルロゴをプリントした透明カバーや異なるイラストの着せ替え用表紙などの「きせかえカバーキット」(オリジナル用、4,510円)などを用意。「らんま1/2」は、角度によって絵柄が変わるレンチキュラー印刷で主人公・早乙女乱馬の「変身」を表現したウィークス(2,860円)など2種類。
初コラボレーションとなる子ども向け教育番組「セサミストリート」シリーズは、全面「けむくじゃら仕様」のクッキーモンスター(カズン用、4,400円)、エルモ(オリジナル用、3,850円)などを展開。イラストレーターの和田誠、オーストラリアの絵本作家ショーン・タンさん、ファッションブランドCandy Stripperなどとも初めてコラボレーションしている。糸井さんがプロデュースしたロールプレイングゲーム「MOTHER」のシリーズは、敵キャラだけをプリントした「ゆくてをふさがれた!」(オリジナル用、3,080円)などを用意する。会場では全商品をそろえるが販売は9月1日から。
会場では、これまで展開してきた中から選んだ手帳カバーやウィークスのアーカイブを壁に並べ変遷を立体展示するほか、使い心地を試せる体験コーナーなども展開。9月5日には糸井さんとお笑いコンビ「たんぽぽ」の川村エミコさんのトークイベントも行う。
開催時間は11時~21時(今月31日は18時まで、9月5日は17時まで)。入場無料(混雑時は時間入れ替え制や整理券配布で案内)。9月13日まで。