土産などを扱うコンセプトショップ「THE SHIBUYA SOUVENIR STORE(ザ シブヤ スーベニア ストア)」(TEL 03-6450-6322)が7月28日、渋谷・ミヤシタパーク内の新商業施設「RAYARD(レイヤード)MIYASHITA PARK」(渋谷区神宮前6)South2階にオープンする。経営は野田グループの野田林業(目黒区)。
ダイバーシティ東京などでギフトショップや物産店などを展開する同社が手掛ける「渋谷」のコンセプトショップ。渋谷や東京の菓子や雑貨に加え、「渋谷カルチャーを創り出してきた」アーティストやクリエーターとコラボレーションしたアイテムを扱う。店舗面積は約100平方メートル。
オープン時は菓子や雑貨など含め300~400種類を取り扱う。オリジナル菓子は、北海道の菓子メーカー「わかさや本舗」と共同で手掛けた渋谷駅前スクランブル交差点の白線をイメージしたアーモンド味のパイクッキー「渋谷パイクッキー」(864円)、オリジナルパッケージの「渋谷バウムクーヘン」(648円)など。
オープン時展開するアーティストとのコラボレーションアイテムは以下の通り。ヒップホップミュージシャンの高木完さんが参加したヒップホップグループ「ビースティ・ボーイズ」の楽曲「Straight Outta Shibuya」をイメージしたスパークリング日本酒「シブヤスパーク」(石倉酒造、880円)、渋谷区観光大使でもあるホフディランの小宮山雄飛さんが手掛ける桜丘町のレモンライス専門店にちなんだレモン・チロリアン「SHIBUYA LEMON ROLL」(千鳥屋、918円)、写真家・米原康正さんが手掛けるコラボレーションブランド「+DA YO.NE.」と靴下ブランド「S○XSOCKS(ソックスソックス)」がコラボレーションしたTシャツ(6,480円)など。
代官山にも店舗を構えるベビー・キッズ向けファッション・雑貨ブランド「MARLMARL(マールマール)」からは「SHIBUYA」の文字などが入ったスタイ(3,080円~)が限定商品として登場。イラストレーター長嶋五郎さんとコラボレーションするどら焼き「ドラスト」(松月堂布川、918円)は、ハンバーガーのようなパッケージで販売する。桜丘町のクラブ「The Room」のオーナーでもあるDJの沖野修也さんは焼酎「Stylin」を展開するほか、中央のキュレーションエリアでは沖野さんが描いたジャズミュージシャンのアート作品などや過去のCD(展示のみ)も並ぶ。キュレーションエリアやコラボレーションアイテムは3カ月ごとに新しく導入していく考え。
野田グループ取締役の野田明彦さんは「渋谷の名物は渋谷のカルチャーをつくり出した人が生み出したものと考えている。これからのカルチャーをつくり出す上で、その人たちが生み出した物を用意していきたい」と話す。
営業時間は11時~21時。