デザイナーでアーティストの篠原ともえさんの作品展「SHIKAKU-シカクい生地と絵から生まれた服たち-」が7月1日、渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)8階のギャラリー「CUBE」で始まった。
会場では、1年をかけ、ものづくりに改めて向き合った篠原さん自身が描いたドローイングや絵などの平面作品を元に、その表現を立体物である服へと展開した作品を展示。アートギャラリーでは初の作品展になる。作品は全て廃棄となる余剰の布から生まれた。四角の生地に極力余りが出ないようパターンを何度も検証し作り出した作品、生地を丸ごと使って大胆なデザインを施した作品、繊細につなぎ合わせて作った作品などを展示する。
公式インスタグラムでは7月5日、12日、19日の19時から、篠原さん本人による作品解説やライブソーイングを予定。会場では、同展オリジナルのポストカード、アートブック(500部限定・直筆サイン&エディション付き)も販売する。
篠原さんは「自粛の間も、ものづくりと向き合っていたクリエーティブな時間は、私に取っては自分と向き合った大切な時間になった。昨年1年かけて自分の中から湧き出る『作りたいもの』に素直に向き合った作品になっている。こういう状況だが、皆さんに足を運んでいただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は11時~20時(日曜は18時まで)。入場無料。今月20日まで。会場規定により事前予約制(1時間区分で20人まで)。