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アルバルク東京、2020-21シーズンに向け12選手契約継続

アルバルク東京

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 Bリーグ2019-20シーズンを戦ったアルバルク東京(以下、A東京)の選手らの去就が出そろい、14選手が契約を継続することとなった。

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 渋谷区をホームタウンと位置付けているA東京。ホームアリーナの国立代々木競技場第二体育館(渋谷区神南2)が改修工事中であることから、現在はアリーナ立川立飛(立川市)などを活用しているが、2022-23シーズンには国立代々木第一体育館をホームアリーナにすることを明らかにしている。

 リーグ3連覇を懸けた同シーズンは、馬場雄大選手のNBA挑戦や開幕直後の小島元基選手の負傷離脱などもあったが、レギュラーシーズン41試合を32勝9敗(勝率0.780)で初の地区優勝を果たした。

 契約を継続したのは小島選手、ポイントガードとしてチームを引っ張る安藤誓哉選手、ベテランの菊地祥平選手、日本人ビッグマンの竹内譲次選手、ゴール下の番人で4季目となるアレックス・カーク選手、A東京2季目となる須田侑太郎選手、米ケビン・ジョーンズ選手、昨シーズン途中加入した津山尚大(しょうた)選手、大卒ルーキーの平岩玄選手ら12人。小酒部泰暉(たいき)選手は神奈川大学在学中のため、特別指定選手としての契約になる。

 A東京6季目となるザック・バランスキー選手は「みんなどう?手洗ってる?今シーズンはけがで始まり個人的に出遅れてスタートして、コロナで急に終わり、あんまり活躍せずに終わったシーズンだっただけに『ザックはもうアルバルクに残れない?』と思ったそこの君!!まだいるぜ~」と陽気なコメントで契約更新を表明しつつ、「スポーツの力でみんなに元気を与えられたら。会える日を楽しみに、それぞれやるべきことやって明るい未来で会おう!!」(以上、原文ママ)とファンに呼び掛ける。

 同シーズンMVPに選ばれた田中大貴選手は「さらに自分を高め、期待に応えられるように今まで通り真摯(しんし)に取り組んでいきたい。チームの中で自分自身が置かれている立場をしっかりと理解し、いいリーダーとなれるよう精進していきたい」と意欲を見せる。大学の後輩でもあるバランスキー選手のコメントに対し「先輩である私のコメントが少々堅苦しくなったことに関しましてはご理解いただけるとありがたい」とも。

 契約更新を明らかにしていた笹倉怜寿選手は「自信の成長を一番に考え」、B2「仙台89ERS」へ期限付き移籍(7月1日~来年6月30日)する。「場所も離れ、カテゴリーも違うが、成長した姿をまた皆さまにお見せできるよう、心新たに無心で挑戦してきます」とコメントを寄せた。

 10年にわたりキャプテンを務めた正中岳城(しょうなかたけき)選手、セルビア代表としてリオデジャネイロオリンピックで銀メダルを取った経験を持つミラン・マチュワン選手は同シーズンで引退を決めている。昨年10月~12月、A東京でプレーした山本柊輔選手は来季、選手兼スキルコーチとして三遠ネオフェニックスと契約している。

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