英ロンドン発ホットサンドイッチなどを提供する飲食店「DEENEY’S(ディーニーズ)」(渋谷区神宮前2)が7月24日、青山キラー通りにオープンする。経営はコンドルアタック(同)。
2012年にロンドンのマーケットでスタートした同店は2015年、路面店を出店。スコットランドの伝統料理「ハギス」を挟むトースティー(=ホットサンド)をメインに、オーナーシェフの出身地スコットランド味のストリートフードを提供している。
マーケットで同店と出合ったオーナーが、鉄板とプレス器を使ったライブ感のあるパフォーマンスやトースティーの味などに引かれ直接交渉し、日本展開のライセンスを獲得した。2017(平成29)年にファッションブランドのイベント出店したのを皮切りに、青山ファーマーズマーケットへの出店や駐日英国大使館などへのケータリング、音楽フェスなどへの出店などを重ねてきた。
初の常設店となる千駄ヶ谷の店舗は当初4月をめどにオープンを予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の影響を受け、延期を余儀なくされたという。
同店では、ハギスを挟む「MACBETH(マクベス)」をはじめとするトースティーや、ロンドンの本店でも提供するニュージーランド発コーヒーロースター「オールプレス エスプレッソ」の豆を使ったコーヒーを提供。朝食には、オートミールを使う英国版のかゆ「Porridge(ポリッジ)」、フライドエッグを使うオープンサンドなどをラインアップ。ランチにはトースティーにサラダやスープが付くプレートなど、ディナーにはクラフトビール「BEAVER TOWN(ビーバータウン)」などのビール、スコッチウイスキー、ウイスキーカクテルなどのアルコールも扱い、ハギスを丸めて揚げる「Haggis Ball(ハギスボール)」などのつまみもそろえる。
営業時間は8時~21時(予定)。オープンに向け、飲食チケットなどをリターンとして用意するクラウドファンディングも行っている。