ポケットモンスター(ポケモン)とコラボレーションした米アーティスト、ダニエル・アーシャムさんの新作展が現在、渋谷東口のギャラリー「NANZUKA(ナンヅカ)」(渋谷区渋谷2、TEL 03-3400-0075)で開催されている。
ポケモン(港区)が初めて現代アーティストとコラボレーションするアートプロジェクトの一環で、ユニクロのTシャツ「UT」とのコレクション発売に続き第2弾となる企画展。
1980年米オハイオ州生まれアーシャムさんは、名門芸術大学クーパーユニオン卒業。現在はニューヨークを拠点に活動している。「FictionalArcheology(フィクションとしての考古学)」をコンセプトに、立体作品、ペインティング、インスタレーション、パフォーマンスなど幅広く手掛けている。
「Relics of Kanto Through Time」と題する新作展では、黄鉄鉱、ガラス、黒曜石、水晶などさまざまな素材で作る立体作品で「3020年に発掘した『ポケットモンスター赤・緑』の世界」を表現。作品のロゴやカードゲームをモチーフにした作品をはじめ、化石化して内部からクリスタル結晶が見えるピカチュウの像、ヒトカゲ、ゼニガメ、カビゴン、イーブイ、プリン、フシギダネなどのポケモン作品を展示する。
開催時間は11時30分~19時(コロナウイルス拡散防止対応策で入場予約制)。入場無料。7月4日まで。