資生堂(中央区)の美容施設「Beauty Square(資生堂ビューティ・スクエア)」(TEL 03-5413-7717)などが6月18日、原宿駅前の新複合施設「WITH HARAJUKU(ウィズ原宿)」(渋谷区神宮前1)にオープンした。
「化粧品やファッションの高感度層」が国内外から集まる原宿で、「美の体験・発信拠点」として新たな価値の発信を図る同店。同日、ヘアメーキャップアカデミー&スタジオ「SABFA(サブファ)」も移転オープンした。
資生堂ビューティ・スクエア(約240坪)は、「ビューティーを発見し・遊び・シェアする体験・発信型スポット」をコンセプトに、化粧品の販売のほか、若年層をコアターゲットにデジタルを活用した美容体験、サブファ出身のヘアメーキャップアーティストが対応するヘアメーキャップサロンを展開する。
フロア内は4つのゾーンで構成。正面エントランスの公開スタジオでは、ライブストリーミングやウェブ連動番組の公開収録を行い、情報発信を図る。資生堂グループの化粧品ブランドを販売する「ブランドゾーン」には、「イプサ」「クレ・ド・ポー ボーテ」「ザ・ギンザ」「SHISEIDO」「SHISEIDO PROFESSIONAL」「ドルチェ&ガッバーナ ビューティ」「NARS(ナーズ)」「ローラ メルシエ」などを展開。当面の間は、客の肌に直接触れずデジタルツールを使ったレクチャーやレッスン形式のカウンセリングを行う。
エンタメエリアとなる「インスタレーションゾーン」には4メートル×4メートルのLEDビジョンや動く照明「キネティックライト」などを設置。人の動きや時間に合わせ、「美の多様性」を意味するさまざまな色の球体などの光と映像が変化するコンテンツや、3Dアバターアプリ「ゼペット」と連動したコンテンツを展開する。サロンでは、メーキャップアーティストが1対1でメーキャップやヘアスタイリングの施術・レクチャーを行う。メーキャップアーティストは当面、マスクとフェースシールドを着用する。
営業時間は11時~20時(当面は19時まで)。
2階の「サブファ」(約120坪)は、これまで美容師免許を持つ美容技術者を対象に教育活動を行ってきたが、美容師免許所を持っていない美容従事者も対象に広げてカリキュラムを刷新。メークの基礎を学びたい人向けの「ベーシックメイクアップ」、美容師向けの「ベーシックヘアメイクアップ」など5つのコースを10時から順次開講する。フロアには、ヘアメークの作品を撮影するスタジオも併設する。
グループの資生堂パーラーが展開するレストラン&ラウンジ「SHISEIDO PARLOUR THE HARAJUKU(資生堂パーラーザ・ハラジュク)」は、8階に今月16日グランドオープン。店舗面積は約106坪。席数はダイニング=39席、個室は1室(最大8席、室料5,000円)、ラウンジ=17席。
ダイニングではフレンチをベースにした料理をプリフィックススタイル(ランチ2,800円~、ディナー4,500円~、全て別途サービス料10%)で提供。ラウンジではパフェ(1,100円~)などのスイーツ、チーズアソート(1,800円)などのアペタイザー、コーヒー・紅茶・緑茶(800円~)、グラスワイン(60ミリリットル500円~)などのドリンクを提供する。
営業時間は、ダイニング=ランチ11時30分~15時30分、ディナー18時~22時、ラウンジ=11時30分~22時30分。