JR渋谷駅新南口と直結するJR東日本ホテルメッツ渋谷(渋谷区渋谷3)が6月19日、JR東日本のシェアオフィス「STATION WORK」会員向けにホテルの客室をビジネス利用できるサービスを始める。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言を受け、テレワークが推進され、緊急事態宣言が開けても6割近くが「テレワーク制度」などの継続を予定・検討(スパースマーケット「働き方・オフィスのあり方に対するアンケート調査」より)するなどしているという。
同サービスは、コロナ禍で「特に在宅勤務の難しさを感じている」働く親世代向けにリモートワーク環境の提供を図る取り組みとなる。JR東日本は、「3密」に当てはまらない条件を満たしながら個室で「執務に集中できる」環境であることから、ホテルと連携をした。
客室にはデスクや椅子に加え、テレビや加湿機能付き空気清浄機、携帯充電器などを備えるほか、Wi-Fiも完備する。利用料は、寝具・風呂・トイレ・洗面台・タオル類の提供がないビジネスプラン=8時~12時2,300円、12時~19時3,200円、8時~19時4,500円(以上全て税別、定員は各1人)ほか。7月31日までは半額で利用できるキャンペーンも行う。
STATION WORKのサイトから予約を受け付ける。サービスの提供は9月30日までを予定。