テーブル・プロジェクションマッピングを取り入れた「リラックマ」のコラボレーションカフェが6月12日、原宿の「HARAJUKU AR BOX-table projection mapping cafe-」(渋谷区神宮前4)で始まった。
イミテーションのフルーツやリラックマたちのぬいぐるみを装飾する店内
昨年12月にオープンした同店は、ソニー・ミュージックソリューションズが開発した「インタラクティブ・テーブルトップ・プロジェクター」を各席に設置し、提供する料理にプロジェクションマッピングで演出を行う常設のカフェ空間。
オープン第2弾のコラボカフェとなる今回は「リラックマのまくまくフルーツカフェ」と題し、リラックマをはじめとするキャラクターが「収穫した」フルーツを使ったメニューという設定。当初4月から展開を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で延期となっていた。同店ではスタッフがフェースシールドなどを着けて接客するほか、来店客やスタッフが触れる場所は1時間ごとに消毒。来店客には入店時などには消毒、非接触型体温計による検温、チェックシートでの体調チェックなどを行う。
エントランスの階段や店内の壁面、半個室になっている各客席にはキャラクターのイラストを掲出。森をイメージしたという店内天井にはイミテーションのフルーツを巡らせている。随所にキャラクターのぬいぐるみも飾る。
メニューは、「スッパイ表情」をしたキイロイトリの最中、バジルソースやサーモンなどを添えるエビやアスパラのクリームソースパスタ「キイロイトリのレモンクリームパスタ」(1,690円、7月13日まで)、コーンフレークやスポンジ、バニラアイスなどにイチゴやキウイなどのフルーツを添えリラックマの顔を模したキャラメルアイスをのせる「リラックマのまくまくフルーツツリーパフェ」(1,590円)、キャラクターの顔をプリントしたグラスで提供する「リラックマたちのまくまくドリンク」(790円、持ち帰り用のグラス付き1,990円、価格は全て税別)など。
プロジェクションマッピングは、それぞれのメニューに合わせテーブルや提供する皿、料理などの上に演出を展開。上記メニューでは、パスタにはレモン、パフェにはさまざまなフルーツなどが登場。ドリンクはフルーツフレーバーが付いていることから、キャラクターがフルーツをグラスの中に投げ入れている演出が見られる。ほとんどのメニューが触れて動かしたり演出を変えたりできるようなっているほか、演出をもう一度見ることができるタッチポイントも用意。着席時や退席時にも演出を展開する。
現在の営業時間は10時~20時5分(70分入れ替え制)。入場料(テーブル・プロジェクションマッピング利用料+予約金)は2,960円。予約優先。8月16日まで。