「SHIBUYA TSUTAYA(渋谷ツタヤ)」(渋谷区宇田川町)3階・4階の音楽レンタルフロアが6月12日、リニューアルオープンした。
1999(平成11)年に開業したビル「QFRONT」のキーテナントとしてオープンした、ツタヤの旗艦店。地下2階~地上8階の10フロア約1300坪にわたり売り場を展開している。
今回リニューアルする音楽レンタルフロアのテーマは「聴きたい曲、全部聴けてる?」。「日本最大級の音楽館」を目指し、品ぞろえ・フロアレイアウトなどを一新した。
売り場には約35万枚の在庫をそろえ、邦楽の中では特に、「ニューミュージック」「昭和歌謡」ジャンルを強化した。昨今、楽曲をサブスクリプション(サブスク)で配信するアーティストも増えている中、同店ではサブスク未配信音源に焦点を当て「出合いの場」を提供する。在庫は約6000枚を用意し、今後も増やしていくという。
同店にゆかりのある雑誌の編集者やフォトグラファー、DJ、デザイナー、アーティストなどがレコメンドした「背中を押してくれる音楽(CD)」3枚を紹介するコーナーや、「目に留まりやすい」エリアには、同店の「音楽好き」が独自の視点で編集した700のミニコーナーも展開。リニューアル時には「シティ・ポップ大特集」も行っている。
8階のダイニング「ぷん楽」跡には、イベントフロアを開設。今月、アーティストの無観客ライブを配信する「リモステ」を始めた。
営業時間は10時~翌2時(現在は23時まで)。