インターネットテレビ&ビデオサービス「ABEMA(アベマ)」に6月21日、バーチャルスタジオでオンラインライブができる「ABEMAアリーナ」が登場する。
今月中旬に開始する新機能、有料オンラインライブ機能「PPV(ペイ・パー・ビュー)に登場するバーチャルライブ会場。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、ライブや演劇などのエンターテインメントや中止や延期となる中、オンラインで生配信できる場となる。
アリーナは、同サービスを展開するAbemaTV(宇田川町)の拠点でもある渋谷をイメージしたフル3DGCG空間。リアルタイムに人とCG背景を合成し撮影する「バーチャル撮影システム」を活用し、AR(拡張現実)や3DCGを使い演出を行う。
こけら落としとなる第1弾公演を行うのは5人組ダンス&ボーカルグループ「Da-iCE(ダイス)」で、3公演を行う。パフォーマーの岩岡徹さんは「ライブを軸に活動してきたグループなので、心苦しく辛い思いだった」と言う。オンラインライブを行う話を聞いた際、ボーカルの大野雄大さんは「うれしさと新しい感動を伝えられるかもしれないと、ワクワクが止まらなかった」と振り返る。
各日異なるセットリストでパフォーマンスするほか、4月に発売した最新アルバムの収録楽曲も初披露を予定。パフォーマーの工藤大輝さんは「攻めのセットリスト、久々のロングセットなのでいろんな曲で楽しめるかと思う」とコメント。ボーカルの花村想太さんは「やっとライブができる!という気持ちでいっぱい」と喜びを表現し、パフォーマーの和田颯さん「楽しい時間にしましょう!」と呼び掛ける。
公演はオープン初日の21日、7月26日、8月16日。各日21時配信開始(公演は約1時間)。視聴料は3,500コイン(=3,500円)。今月16日にはダイスのメンバーが生出演する事前当別番組を無料放送するほか。21日の公演後にはメンバーがアフタートークを行う有料オンラインイベントも予定する。