スタジオジブリ作品のキャラクターなどをデザインに取り入れるアメカジブランド「GBL」初の常設店が、今夏開業を見込む「MIYASHITA PARK(ミヤシタパーク)」(渋谷区神宮前6)の商業施設に出店する。経営はベネリック(千代田区)。
2017(平成29)年、同社が展開するスタジオジブリグッズを専門に扱う「どんぐり共和国」から派生し誕生した同ブランド。ブランド名の「GBL」は「Ghibli」の略。これまで、オンラインやポップアップストアを中心に展開してきた。
「世界でも指折りのストリートトレンドの発信地」(同社)となる渋谷に出店する初の常設店は「アソビとコダワリのあるガレージ」をテーマに、店内はスタジオジブリ作品の世界観を表現した空間に仕上げる。「大人のジブリファン」に向けたブランドとして、デザインや質にこだわり、作品の世界観を表現した商品を展開する。
「ミヤシタパーク」は渋谷区立宮下公園(渋谷区神宮前6)を再整備する形で開発を進め6月18日に開業を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け開業延期が決まっている。具体的な開業日は未発表。商業施設には、ファッション、カルチャー店舗、飲食店、横町空間「渋谷横丁」など90店が出店を予定している。