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「#晴れたらみんなでボール蹴ろう」 渋谷のサッカークラブスタッフが新プロジェクト

渋谷を拠点にする「TOKYO CITY F.C.」の運営スタッフ小泉翔さん(右下)がプロジェクトを立ち上げた

渋谷を拠点にする「TOKYO CITY F.C.」の運営スタッフ小泉翔さん(右下)がプロジェクトを立ち上げた

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 渋谷のサッカークラブ「TOKYO CITY F.C.」の運営スタッフ・小泉翔さんが5月19日、前向きに自粛生活を乗り越えるためにプロジェクト「#晴れたらみんなでボール蹴ろう」を立ち上げた。

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 「TOKYO CITY F.C.」はJリーグ1部(J1)から数えて8部に当たる東京都社会人サッカーリーグ2部(都2部)に所属するチームで、PLAYNEW(渋谷区円山町)が運営。小泉さんは3歳でサッカーを始め、高校時代に「大宮アルディージャU-18」で、大学時代は関東社会人サッカーリーグでプレーしていた経験を持ち、現在、同社の役員としてクラブ運営に携わっている。

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛で、サッカーができない日々が続く中、「サッカーを愛する日本中のみんなが前向きになれる企画を作りたい」と立ち上げた。「事業の一環なのでは、と思われてしまう」可能性があることから、個人のプロジェクトとして立ち上げ、サッカーをしたりJリーグなどの試合を見に行ったりする「サッカー仲間」であるデザイナーや映像ディレクターらに声を掛け、有志の実行委員会をつくった。

 現在ツイッターでは、ハッシュタグ「#晴れたらみんなでボール蹴ろう」を付けて、サッカーに関する思い出の写真や動画を募り、また仲間同士で集まれるように「思いのパス」をつなぐ取り組みを行っている。

 同時に、実行委員の一人でサッカー好きとして知られるラッパーGAKU-MCさんが応援ソング「#晴れたらみんなで」を書き下ろした。小泉さんとGAKU-MCさんは仕事の縁で2014(平成26)にブラジルで開催されたサッカーワールドカップに一緒に行ったことを機に、サッカーをしたり旅をしたりするようになった仲という。現在、楽曲のミュージックビデオも制作中で、6月上旬をめどに同プロジェクトの公式ユーチューブチャンネルで公開する。

 開催日などは未定だがイベントも計画している。サッカーやライブなど、「サッカーを愛する人なら誰でも参加できる」ようなコンテンツを予定。イベントでの収益は、医療従事者や医療施設への寄付を予定している。

 小泉さんは「多くのサッカーファンの皆さんと一緒に、ワクワクしながらSTAYHOMEの期間を乗り切れれば。ぜひ何かご一緒できることがあればご連絡いただきたいし、SNSでの拡散など一緒に盛り上げていければ」と呼び掛ける。

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