恵比寿ガーデンプレイス(渋谷区恵比寿4)のシャトー広場で開催されていた「YEBISUマルシェ」の特設ページが5月20日、公開された。
広告代理業務などを手掛けるエヌケービー(千代田区)がマルシェ事業「NKB farm」として主催・運営する同マルシェは、2011(平成23)年に始まり2015(平成27)年から毎週日曜に同所で開催。「オーガニック&ナチュラル」をコンセプトに関東近郊の生産者や加工業者が、青果や加工品、菓子、雑貨などを販売してきた。しかし新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月から休止となっている。
そうした中、生産者と消費者をつなぐ企画として特設ページを制作した。「おウチで楽しむマルシェ」と題するページでは、同マルシェの出店者情報を紹介。出店者名のリンクをクリックすると、出店者のホームページやECサイトなどを見に行くことができ、商品を買うことができる。
現在掲載しているのは、米ぬかと酒かすを肥料にして土作りをする水田でコシヒカリを栽培する「もりとう農園」(福島)、化学合成肥料・農薬を使わない有機栽培の野菜を生産する「所沢農人(のうと、埼玉)、オリーブオイルを生産する「ファームビレッジ湘南」(神奈川県平塚市)、麹を使ったケチャップなどオリジナル発酵調味料を生産する「Camossons(カモソン)」(千代田区)、国産小麦と天然酵母のパンを作るベーカリーカフェ「かふぇ ふりゅい」(埼玉)、江戸時代・元禄年間に創業した茶農家「佐京園」(静岡)、国産の天然木で作る手塗り箸「yuuyuu箸」(神奈川県大和市)など33店。出店者は随時追加する予定。
同社は併せて、たまプラーザテラスステーションコート(横浜市青葉区)で開催していた「TERRACEマルシェ」の特設ページも公開している。