渋谷・西原に5月15日、複合施設「Tefu YOYOGI UEHARA(テフ ヨヨギウエハラ)」(渋谷区西原3)が開業した。
小田急電鉄が事務所などに使っていた築35年の物件をリノベーションした同施設。敷地面積は285.63平方メートル。建物は地上5階(5階は屋上)で、延べ床面積は701.33平方メートル。「タイムシェア型レジデンス」を中心に、レンタルスタジオ、ホテルで構成。設計・管理・運営はUDS(神宮前1)が担当する。
2階~4階(各階1戸)に展開する「タイムシェア型レジデンス」は、2拠点生活やリモートワークの浸透などを背景に「住みながら働く=自宅におけるリモートワーク」という利用用途を重視。入居者の不在時だけでなく、滞在中にも民泊として貸し出すことを想定し、空間のセパレートが可能な企画・設計に仕上げたという。定員は1室6人。宿泊料は1泊3,958円ほか。
1階のホテルは無人チェックインに対応する「スマートホテル」。テレビやソファを備えるリビング、調理器具も備えるキッチンのあるダイニングなどで構成。定員6人で、宿泊料は1泊4,435円。ホテル運営などはzens(千駄ヶ谷5)が手掛ける。
同階のレンタルスタジオ(88.9平方メートル)は、ポップアップストアやイベント、ギャラリーなどに活用できる。1日の利用料は、スタジオ約半分=3万3,000円、全体=6万6,000円。