渋谷区は、区立小中学校と幼稚園、保育園の臨時休業措置を5月31日まで延長することを決めた。
長谷部健渋谷区長は、複数の民間の調査などで「宣言前に比べ8割以上の昼間人口が減った」とする一方で、区内の人口当たりの感染率が23区内でも高いことや、区職員の感染や障がい者福祉施設で集団感染が発生していることなども挙げ、「ここで警戒を緩めるわけにはいかない。区民の健康、生命を最優先に」と、政府の緊急事態宣言延長を待たずに休校・休園を決めたという。
休校延長に伴い、区教育委員会では、学習動画「渋谷オンライン・スタディ」の配信を5月2日に始める。区は2017(平成29)年から、区立小中学校の全児童・生徒と教職員にタブレット端末各1台を配布しており、臨時休校中も学習内容に沿った課題などをオンラインで配信。生徒との双方向のやりとりもオンラインを通じて続けてきたが、学習の保障を一層推進するため、新たにオリジナルの動画を配信。
動画は、渋谷区の外郭団体「渋谷未来デザイン」が企画・監修し、NHK Eテレなどの子ども向け番組も手掛けてきたディレクションズ(神山町)、インターネットテレビ&ビデオサービス「ABEMA」を手掛けるAbemaTV(宇田川町)が協力。タブレット利用時はNTTドコモの通信サービスを使い、各生徒のタブレットで動画を見られるようにする。
区有施設の休館・休業も5月31日まで延長する。