新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の期限が5月6日に迫る中、渋谷区は区立小中学校と幼稚園の臨時休業措置を5月10日まで再延期した。

　区では政府の休校要請を受け、3月2日～25日に小中学校と幼稚園を臨時休業。そのまま春休みに入っていたが、感染拡大の状況を踏まえ、ゴールデンウイーク明けの5月6日まで休業の継続を決めていた。

　休業明けの登校日としていた5月7日・8日を休みとし、続く週末の10日まで休業を延長。同11日以降の対応については、国や都の対応を踏まえ渋谷区教育委員会が決定次第、保護者や在校生らに知らせるという。放課後クラブも同様に休室を延長する。

　渋谷区は2017（平成29）年から区立小中学校の全児童・生徒と教職員にタブレット端末各1台を配布しており、休校期間中も従来通り、タブレットを全児童に持ち帰らせ各学年の学習内容に沿った課題などをオンラインで配信。課題の提出もオンラインで行っている。