新型コロナウイルス感染拡大に伴い4月7日に緊急事態宣言が出されることを受け、渋谷区では放課後クラブと保育園を臨時休業することを決めた。
3月2日から臨時休業となりそのまま春休みに入っていた区立小中学校と幼稚園ではすでに、臨時休業措置を5月6日まで延長することが決まっていたが、新型コロナ対策で放課後クラブと保育園を休業するのは初めて。
いずれも、世帯の保護者全員が警察官、消防官、自衛隊員、医療従事者の家庭と、特別な事情がある児童は特別保育を受け付ける(放課後クラブは3年生以下が対象、特別延長無し・土曜は休室)。休業期間は国が定める緊急事態宣言に基づき、4月8日~5月6日を予定する。
区ではそのほか、緊急事態宣言の発令を受け7日に予定していた中学校の入学手続きを延期。区民会館と地域交流センターでの電話予約による住民票の写し交付業務も当面の間休止するほか、イベント自粛や区営施設の休業なども延期する方針。