JR渋谷駅・ハチ改札の通路や券売機、みどりの窓口などの位置が4月12日、大きく変わる。
大規模改良工事が進む渋谷駅では6月1日、これまで駅中心部と約350メートル離れていた埼京線(3・4番線)ホームが山手線ホームと並列化する形で移設し、供用を始める。これに伴いリニューアルする同改札では、埼京線新ホームとつながる階段とエスカレーター、エレベーターを新たに整備するほか、改札外の動線も大幅に変わり、現在の「北側連絡通路」を廃止し、同通路ではハチ公前広場と宮益口の通り抜けができなくなる。
新連絡通路は、渋谷駅前交番に面した高架下・旧大山街道側(北側)に移設する。これに合わせ改札の位置も新通路に面した形で移動し、券売機やみどりの窓口も併せて移設。新通路が開通することで、昨年12月に供用を始めた宮益口「B7」出入り口との動線がスムーズになる。
埼京線ホームの移設に伴い、現在内回り・外回りの2面に分かれている山手線のホームも1面2線化し利便性向上などを図る今回のホーム改良。埼京線新ホームはハチ公改札のほか、新たに南改札とも直結し、南改札とは階段とエスカレーターで直結。ハチ公改札との間には階段、エスカレーター、エレベーターを新設し、埼京線ホーム移設で増える利用客に対応する。