渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)の商業施設「ShinQs(シンクス)」地下2階・3階フードフロアの一部が4月9日、リニューアルオープンする。
シンクスを運営する東急百貨店が「食事業強化」の一環として、同フロアの「ShinQsフード」と渋谷マークシティ(道玄坂2)地下1階で営業していた食品売り場「東横のれん街」を再編し、同フロアで新たな「東横のれん街」を展開する。
地下2階(菓子・ベーカリー)フロアには老舗店や世界の「巨匠ブランド」など60店を集積。地下3階(総菜・弁当・生鮮・グロサリー)フロアには45店が出店し、「健康志向に応える」フードや即食フードも提案するほか、買った商品をその場で食べられるイートインスペース「SWITCH TABLE」を新設する。
再編に伴い3月から、地下2階の一部と地下3階全面を改装している。9日にリニューアルオープンするのは、かねて同フロアに出店しているテナントとなる。
店舗は地下2階=珍味・おつまみ専門店「Hotaru no Hikari(ホタルノヒカリ)」、金沢の老舗和菓子店「村上」、パティシエ辻口博啓さんが手掛ける豆スイーツブランド「フェーヴ」、辻口さんが手掛ける和スイーツの「和楽紅屋」、アイシングクッキーの「ベリーデコ」、老舗果物・フルーツパーラー「京橋千疋屋」、ルイボスティーとノンカフェインティー専門店「H&F BELX」。エビ煎餅の「桂新堂」、和菓子店「然花抄院」は現在フロア内で仮設営業しているが、同日リニューアルオープンする。
地下3階は、とんかつ「まい泉」、焼鳥・鳥総菜、うなぎ専門店「銀座 縁」、魚総菜の「築地なが田」、名古屋発の総菜店「まつおか」、総菜店「RF1」、麹と特製タレに漬け込んだ肉弁当や総菜を扱う「つけにく麹屋」、金沢の老舗加賀麩専門店「不室屋」。
営業時間は10時~21時(新型コロナウィルスの影響で当面の間は11時~20時)。新生「東横のれん街」グランドオープンは今月16日を予定。
今回の再編に伴い、東急東横店地下の食品売り場は4月1日から「渋谷 東急フードショー」に名称を変え、渋谷マークシティ(道玄坂2)地下の旧「東横のれん街」跡に7月、拡大オープンする予定。
※新型コロナウィルスの影響によりオープン日が未定となりました。(4月8日)