「ユニクロ」の新店舗が、4月25日に開業する原宿駅前の複合施設「WITH HARAJUKU(ウィズ原宿)」(渋谷区神宮前1)にオープンする。経営はファーストリテイリング(山口県山口市)。
原宿エリアには1998(平成10)年に明治通り沿いに店舗を出店し、2007(平成19)年に初のグラフィックTシャツ専門店「UT STORE HARAJUKU.(ユーティーストア ハラジュク)」として改装したが、2012(平成24)年に閉店していた。
エリア8年ぶりの出店となる原宿店は、既存店を「さらに進化させた」店舗となる。店舗は地下1階~地上1階の2フロアで、売り場面積は約600坪。取り扱いは、メンズ・ウィメンズ。
同店は、ブランドが目指す「リアルとバーチャルの融合を体現した」最新の店舗に位置付ける。ユニクロと、グループのファッションブランド「ジーユー」が展開する着こなし方を検索できるアプリ「StyleHint」専用の売り場を世界で初めて用意するほか、「バージョンアップした」UTの売り場「UT POP OUT」も初展開する。
NTT都市開発(千代田区)が開発を進める同施設は、1959(昭和34)年に完工した原宿アパートメンツを含む周辺の敷地を一体的に建て替えるプロジェクトで、地下3階・地上10階建てとなる。同店のほか、インテリアショップ「イケア」の都市型店、スポーツ用品店「オッシュマンズ」、カフェ「オーバカナル」、資生堂グループの3店舗、イタリアンマーケット「イータリー」など14店の出店が決まっている。
営業時間は未発表。