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アルバルク東京、横浜に先勝 真っ赤なサードユニホームお披露目

「自分がステップアップするため」と後半は積極的にドライブを仕掛けた須田侑太郞選手(中央手前)

「自分がステップアップするため」と後半は積極的にドライブを仕掛けた須田侑太郞選手(中央手前)

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 Bリーグ・アルバルク東京(以下、A東京)が2月8日、横浜ビー・コルセアーズ(同、横浜)を94-70で下した。

初出場で初得点を挙げた笹倉怜寿選手

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 1シーズン1節のみとなるサードユニホームゲームとなる今節。今季のサードユニホームは上下共に真っ赤なデザインで、キャリアの中で赤色のユニホームが「初めて」と言う須田侑太郞選手は「新鮮な気持ち」と笑顔を見せた。この日はチケットが完売し、会場のアリーナ立川立飛には3273人が来場した。

 点の取り合いとなった第1クオーター(Q)。立ち上がりはアレックス・カーク選手がゴール下で強さを見せ先制点を奪ったほか、田中大貴選手のルーズボールからダンクを決める場面も見られた。途中出場したケビン・ジョーンズ選手は1対1でファウルを誘発し得たフリースローを高確率で決め得点を重ねた。津山尚大(しょうた)選手のブザービーターとなる3ポイント(P)シュートが決まり第1Qから24点を奪った。

 第1Q、ターンオーバーから得点を許すなど21失点していたことから、ルカ・パヴィチェヴィッチヘッドコーチ(HC)は「簡単な得点を許さないよう」伝え臨んだ第2Qは横浜の得点を11点に抑えた。オフェンスでは、安藤誓哉選手のドライブからキックアウト(外へのパス)で竹内譲次選手が3Pを決めたほか、須田選手はディフェンスリバウンドからの速攻に走り「角度などが難しかった」が、「いいボディーバランス、自分のリズムで打ち切れた」と3Pを沈めた。

 3Pが武器の須田選手は、「早めにチェックに来られることが多い」中で、「自分がステップアップするために必要なプレー」と、後半には積極的にドライブ(ドリブルでリングにアタックするプレー)を仕掛けた。ファウルを誘発する場面も見られ、「フリースローでつなげたのは良かった」と手応えを伺わせた。

 20点以上の差が付いた最終Q中盤には特別指定選手の小酒部泰暉(おさかべ・たいき)選手が出場。「雰囲気に飲まれず自分のプレーができた」とドライブから得点を挙げたほか、3Pもためらうこと無く放った。さらに、残り1分23秒に特別指定選手の笹倉怜寿(れいじゅ)選手が今季初出場を果たすと、残り22秒にはドライブからジャンプショットで得点を挙げる場面も見られた。

 両チームは9日も同所で戦う。

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