2020年東京オリンピックの聖火リレーのコースが12月17日に発表され、渋谷区では文化村通りをスタートし、スクランブル交差点や表参道、代々木公園などを通り、代々木大山公園でフィニッシュするルートが明らかになった。
聖火は3月26日、福島県・ナショナルトレーニングセンターJヴィレッジを出発し、47都道府県、857市区町村を、121日間かけて巡る。最後から2番目の埼玉県から受け継がれ「オーラス」を迎える都内では、初日となる7月10日に世田谷区内の駒沢オリンピック公園中央広場を出発。全15日間を通じ、最終到達地点の東京都庁まで聖火ランナーがトーチをつなぐ。
渋谷区は7月23日、文化村通りが出発地点、区立代々木大山公園が到着地点。文化村通りからスクランブル交差点を抜け明治通りに入り、キャットストリートを抜け表参道方面に北上。表参道を折り返し原宿駅方面に向かい、途中代々木公園の一部も通り、そのまま井の頭通りを代々木上原方面へ。大山公園でフィニッシュを迎える全長約6キロのルートとなる。
聖火ランナーには、日本を代表する女子卓球選手の一人で世界卓球殿堂入りも果たした、渋谷区名誉区民の栗本(旧姓・松崎)キミ代さんらが決定。渋谷区オリンピック・パラリンピック推進課によると、そのほかのランナーについては来年以降、公表する予定だという。
同日、目黒区~渋谷区~港区とつながれたトーチは翌24日、東京都庁に最終到達する。