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セレクトショップ「ラブレス」旗艦店、南青山エリアで移転 リブランディングに合わせ

大通りから1本入った路面に移転した「ラブレス青山」外観

大通りから1本入った路面に移転した「ラブレス青山」外観

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 セレクトショップ「LOVELESS(ラブレス)」の旗艦店「ラブレス青山」(港区南青山3、TEL 03-3401-2301)が11月、移転・リモデルオープンした。経営は三陽商会(新宿区)。

複数の小部屋に分かれている店内

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 2004(平成16)年に立ち上げた同ブランド。15年がたち「消費マインドが多様化し」変化した消費行動に合わせ、今年1月からリブランドしている。コンセプトは「THE NEW TIME」で、他社との協業による価値を提案する「ART(アート・ミュージック)」、ユーティリティーな商品を提案する「MOVE(プレイ・トラベル)」など4つをテーマに掲げる。ターゲットは30代以降の男女。

 「ラブレス青山」は同ブランドの1号店として、2004(平成16)年にみゆき通り沿いにオープン。今回、同通りから一本入った路面に移転。大通りでは無いが、「ブルーボトルコーヒー」「メゾン キツネ」などが軒を連ねる通りで、ターゲットとなる層の往来も多い通りとなる。

 店舗面積は2フロアで約416平方メートル。「Trading Media」をデザインコンセプトに掲げ、ECなどデジタルが台頭する時代の中、実店舗が「買い物(=Trading)の最高のコミュニケーション媒体(=Media)」と位置付ける。店内は半透明のファブリックで複数の小部屋に分け、スマートフォンなど画面上をスワイプするような体験をデザインに落とし込んだ。床から浮かせた構造の黄色いスチールの階段をはじめ、随所にカラーを入れている。デザイン設計はワンダーウォールのデザインディレクターも務める坂巻陽平さん(cinema.inc)が担当した。これまで、黒を基調にエッジの利いた店装で店舗を展開してきたが、同店はガラス張りの明るいファサードになっている。

 店舗では、オリジナルブランド「ラブレス」を中心に国内外のセレクトブランドを展開する。メンズ=「Maison MIHARA YASUHIRO」「Needles」「STUSSY」など、レディス=「YOHEI OHNO」「KIRIN」「Maison Margela」など、新しく取り扱うブランドも増やした。

 2020年春夏コレクションの商品価格帯は、レディス「ラブレス」「フレイエア」=カットソー6,000円~1万6,000円、スカート1万5,000円~2万7,000円、ワンピース=1万5,000円~3万2,000円、コート4万3,000円~4万9,000円ほか。メンズ「ラブレス」「エデュケーション フロム ヤングマシーン」=カットソー6,000円~2万3,000円、カジュアルシャツ1万3,000円~2万3,000円、ジャケット3万6,000円~4万9,000円ほか(価格は全て税別)。

 営業時間は11時~20時。

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