原宿の玩具店「ボーネルンド本店」(渋谷区神宮前1、TEL 03-5411-8022)が11月16日、リニューアルオープンした。経営は教育玩具の輸入・開発・販売を手掛けるボーネルンド(同)。
1981(昭和56)年に設立し「遊びの道具と環境」を提供する事業を展開している同社。大阪・心斎橋の1号店に続き、原宿には1989(平成元)年に直営2号店となる原宿店を出店。2001(平成13)年に現在の場所に移転するかたちで本店として同店を構えた。
東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年を前に、ブランドの発信などを図るためリニューアルに着手。店舗面積は約197平方メートル。「ボーネルンドのおうち」をテーマにした店内は、木を基調にしながらも随所に緑や黄、青などのカラーを取り入れヨーロッパの雰囲気を演出した。
「ゆっくりとくつろいでほしい」とエントランスにはカフェを初めて併設し、コーヒー(340円)、紅茶(420円)、ジュース(120円)などを提供。プレースペースもエントランス近くに設け、玩具で遊べるだけでなくイベントも開催していく予定。新商品やシーズナル商品を展開する「ポップアップスペース」では現在、クリスマスに向けた商品を集積している。「赤ちゃんと眠りのコーナー」では、ノルウェーのブランド「STOKKE(ストッケ)」を新たに取り扱い始めた。既存の授乳室も装いを新たにした。
同社では、ドイツのミニチュアカー「ジク」、韓国の磁石遊具メーカー「マグフォーマー」、座ったり上に寝そべったり複数の使い方ができる高密度発泡体の家具「ボブルス」(デンマーク)など約20カ国のベイビー(1歳くらいまで)とキッズ(小学生程度)向け商品を取り扱う。国内の工房で作る木琴「シロフォン」(7,480円~)など一部オリジナル商品も展開する。
営業時間は10時~19時。第1、第3火曜日定休。