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グーグル、渋谷ストリームにスタートアップ支援拠点 プログラム刷新も

「Google for Startups Campus」(画像=グーグル提供)

「Google for Startups Campus」(画像=グーグル提供)

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 グーグルは11月19日、日本国内のスタートアップを支援する新拠点「Google for Startups Campus」を、同本社が入る複合施設「渋谷ストリーム」内に開設した。才能ある創業者の成長を支援し、事業拡大に向け世界の起業家とつながるためのプラットフォームとして機能させる。

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 ロンドン、サンパウロ、ソウルなど各地に拠点を構える同拠点では、これまでAIを活用したビジネスの効率化を支援する「Cinnamon」や、乳がんの早期発見を目指し乳房用超音波画像診断装置を開発する「Lily MedTech」などのスタートアップを支援。新キャンパスでは、トレーニング各種やメンタープログラム、ツールやサービスへの柔軟なアクセスを実現。性別などを問わず「さまざまなバックグラウンドを持つ人が過ごしやすく参加しやすい環境を整えた」という。

 2020年2月から、リニューアルしたプログラム「Google for Startups Accelerator」を展開。AIを活用したスタートアップ向けの3カ月集中型プログラムで、AIや機械学習の活用を軸とすることでテクノロジーを活用した社会・経済・環境への取り組みに対する支援を加速させる。同日、同プログラムへの応募の受け付けを始めた。

 2001(平成13)年、セルリアンタワー(桜丘町)オフィスフロアに米国外で初となるオフィスを構えたグーグルは、「さまざまな変化があったが、日本の皆さんにとって便利で役に立つ技術やサービスを提供したいという熱意は変わらない」とコメント。「日本企業におけるクラウド技術の採用や、国内の大学や研究機関におけるAI研究を支援してきた」とし、今後は、今年4月に始めた「Grow with Googleプログラム」を通じ、2022年までに国内で1000万人にデジタルスキルのトレーニングを提供することを目指すという。

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