11月22日に開業する「渋谷PARCO(パルコ)」(渋谷区宇田川町)のオリジナルBGMの監修を「CORNELIUS(コーネリアス)」が担当することが明らかになった。パルコ(神泉町)が同18日に発表した。
パルコは、建て替えを経て再開する同施設を「唯一無二の次世代商業施設」と位置付け、地下1階~地上9階、10階の一部の商業フロアにテナント192店を出店。オープン広告のクリエーティブディレクションを手掛ける仏・気鋭ユニット「M/M(Paris)(エムエムパリス)」のほか、オープニングでウインドーを飾るアーティスト田名網敬一さんや、各フロアのロゴ・ビジュアルなどを手掛ける人気アートディレクターYOSHIROTTEN(ヨシロットン)率いるクリエーティブチーム「YAR」、コンテンポラリーデザインスタジオ「we+(ウィプラス)」ら、国内外のクリエーターを起用している。
来店客とビルを「結び付ける」クリエーティブの一つとして打ち出すオリジナルBGMを監修するのは、「渋谷系」音楽の系譜を踏みながら、現代音楽シーンをけん引してきた小山田圭吾さんのソロユニット、コーネリアス。各国から集めた楽曲と、小山田さんが同館のために書き下ろしたオリジナル楽曲で構成する。定刻を知らせるジングルもコーネリアスが担当するという。流行の変化と四季に合わせた曲を2カ月ごとに選曲し、年間で全6組のプレーリストを展開する予定。
今月24日にはコーネリアスのライブを同館内で開催。抽選で30組60人を招待する。