11月1日に開業した超高層複合施設「渋谷スクランブルスクエア東棟(第1期)」の来館者数が開業後4日間で延べ約33万人に上った。同施設が6日、発表した。
東急・JR東日本・東京メトロが共同開発し、駅直上に3棟を建設する大規模プロジェクトのうち、先陣を切って開業した東棟は、渋谷エリア最高となる高さ約230メートル、地上47階・地下7階の超高層ビル。屋上に展望施設「SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)」を設けるほか、地下2階~14階の商業施設には日本初上陸7店、渋谷エリア初出店49店、新業態38店を含む213店舗が出店する。
同施設広報によると、開業初日にはドアオープン時に約1400人が行列。開業翌日からの3連休中も、日本初上陸や新業態の店、限定商品などを目当てに訪れた客らで「終日大変なにぎわい」を見せ、商業フロアでは31万人を集客した。
広さ約2500平方メートルと日本最大規模となる屋上展望施設「渋谷スカイ」は開業初日から連日好天に恵まれたこともあり、開業4日間で来館者数が2万人を超えた。海外からの問い合わせも多く、チケット予約は「順調に推移している」という。
商業施設では年間売上400億円を目指す。
営業時間は、物販・サービス=10時~21時、レストラン12階=11時~23時、13階=11時~24時(一部異なる)、渋谷スカイ=9時~23時。