東急バスは11月3日、渋谷駅西口バスターミナルの一部のバス乗り場を、複合施設「渋谷フクラス」(渋谷区道玄坂1)1階などに移設した。乗り場変更は渋谷駅西口で進む地下施設工事に伴うもの。
これまでモヤイ像のはす向かいにあった「渋34系統 東京医療センター」「渋31系統 下馬一丁目(循環)」「渋32系統 野沢龍雲寺(循環)」行きの乗り場が渋谷フクラス1階に変更。「渋82系統 等々力」行きの乗り場は、タクシー乗り場付近の37番乗り場に変更した。旧東急プラザ渋谷前にあった「渋12系統 二子玉川駅・高津営業所」行きも渋谷フクラス1階に変更し、同系統は23時以降、37番乗り場が乗り口となる。
乗り場変更に合わせて、これまで40番台に割り振られてきた乗り場番号は一桁台の5~8となった。
旧「東急プラザ渋谷」跡などに位置する渋谷フクラスは、新たに出店する「東急プラザ」(12月5日開業)をはじめ、高層階のオフィスフロアにGMOインターネットグループが入居。ほかに、シェアオフィスや産業進出支援拠点も入る。1階にはシティーガイド「タイムアウト東京」を手掛けるオリジナル(広尾5)の伏谷博之社長が総合プロデューサーを務める観光支援施設「shibuya-san(シブヤサン)」がオープンを控えるほか、バスターミナルには空港リムジンバスも乗り入れる。