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渋谷に新ランドマーク 超高層複合施設「渋谷スクランブルスクエア」開業

渋谷スクランブルスクエア高秀憲明社長(中央左)長谷部健渋谷区長(中央)や亀田誠治さん(中央右)らが参加したテープカット

渋谷スクランブルスクエア高秀憲明社長(中央左)長谷部健渋谷区長(中央)や亀田誠治さん(中央右)らが参加したテープカット

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 渋谷駅周辺で進む大規模再開発の目玉の一つとなる渋谷駅直上の超高層複合施設「渋谷スクランブルスクエア」東棟(渋谷区渋谷2)が11月1日、開業した。

9時40分の開業に合わせて館内に来店客が足を踏み入れた

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 東急、JR東日本、東京メトロが共同開発する同施設。駅直上に3棟を建設する大規模プロジェクト「渋谷スクランブルスクエア」のうち、旧東横線渋谷駅跡に位置する第1期で、渋谷エリア最高となる高さ約230メートル、地上47階・地下7階の超高層ビルとなる。屋上に展望施設「SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)」を設けるほか、213店舗が出店する商業施設、9社が入居するオフィス、産業交流施設が入る。

 この日は朝から500人以上が行列をつくり、カウントダウン後、9時40分にドアオープン。堀内謙介総支配人らが客を出迎えた。

 開業セレモニーでは、施設を運営する渋谷スクランブルスクエア高秀憲明社長らがテープカットに参加。「100年に一度と言われる再開発の『中心』として駅に直上に直結、位置する施設。着工から約5年。熱い思いを込めて準備してきた。快晴の下開業できることをうれしく思う。当施設をきっかけに渋谷の魅力を皆さまに感じてほしい」などとあいさつ。

 長谷部健渋谷区長は冒頭、「無事ハロウィーンも通り過ぎ、笑顔で来られた」と話し、「いろいろなIT企業や店が混じり合いながら新しい渋谷の価値、文化を発信していくと思う。区のスローガン『ちがいをちからに変える街』のシンボルとして発展していただきたい」と期待を寄せた。

 商業施設では、開店・閉店時のBGMや館内放送時のチャイムなどに音楽プロデューサーでベーシストの亀田誠治さんが書き下ろした楽曲を使う。セレモニーでは、楽曲を生演奏で披露。亀田さんは「渋谷の街を毎日通ってスタジオや音楽制作に向かっている。何年かかけて出来上がっていく様子を、胸をときめかせ、誇らしい気持ちで見てきた。若者と大人、いろいろな多様性のある方々が集まる渋谷の街のこれから、未来をつなげていく施設のイメージを音楽として作った」と制作背景にも触れた。

 堀内総支配人は「新しい渋谷のランドマークになるよう開業準備を進めてきた。100年に一度の再開発と言われるが、今日から100年続いていく施設をつくっていきたい。皆さまに愛され、足しげく通っていける商業施設、展望施設を目指したい」と話した。

 営業時間は、物販・サービス=10時~21時、レストラン12階=11時~23時、13階=11時~24時(一部異なる)、渋谷スカイ=9時~23時。

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