短編映画の上映会「SHIBUYA×short shorts~ショートフィルム上映会~」が10月5日、区民施設「YCC 代々木八幡コミュニティセンター」(渋谷区代々木5)2階ホールで始まる。主催は施設の管理・運営を手掛ける渋谷サービス公社(渋谷1)。
昨年度に続く2回目の開催となる同イベント。例年、渋谷・表参道などで開催されている日本発アジア最大級の短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(以下、SSFF&ASIA)」のスタッフが選んだ作品を上映する。前回は、区在住・在勤の人を中心に親子やカップルなどの来場があり、リピーターもいたという。
昨年10月にリニューアルして以降、自主事業としてイベントを行っている同施設。継続的なイベントの開催を検討していたところ、SSFF&ASIAの中で、区の基本構想普及啓発活動の一環でダイバーシティー(多様性)とインクルージョン(包括・包含)をイメージした短編映画を上映するプログラム「Shibuya Diversity Award」があることを知り、同プログラムの作品を軸に上映会を企画した。
今回は8作品をラインアップ。今年同アワードを受賞した作品「街角のワールドカップ」をはじめ、ダウン症候群で生まれたウィリアムの生活を妹のオリヴィアが紹介するドキュメンタリー「ウィリーとオリヴィア」、人類と地球の歴史をワンショットで描くアニメーション「ビッグ・ブーム」、頭の上のかさが盗まれたキノコと盗んだ犯人のクモの物語「キノコとクモ」 など。字幕が無くても楽しめるアニメ、テーマ性のある作品など多様な作品で構成する。
上映時間は約1時間。入場無料。開催日は、10月5日・19日、11月8日・22日、12月8日・20日、2020年1月10日。10月22日と2020年2月23日は千駄ヶ谷区民会館で行う。