2017(平成29)年に閉店した「青山アンデルセン」が10月7日から、スパイラルカフェ(港区南青山5)とコラボレーションする。
クリームパンなど青山アンデルセンで販売していたパンが限定復活する
青山アンデルセンは、広島で創業したアンデルセンが1970(昭和45)年に表参道エリアに出店した関東初の店舗。移転・改装をしながら同エリアで営業を続けていたが、東京メトロが進めている表参道駅のバリアフリー設備の整備など改修計画に協力するため2017(平成29)年7月に47年の歴史に幕を閉じた。閉店から約2年がたつが消費者から「再開を待つ」声があり、同社としても表参道エリアで「何かできないか」と考えていた中、かねて「付き合いがあった」同カフェとコラボレーションが決まったという。
今回、青山アンデルセンで販売していたオリジナルのパン約15種類と、焼き菓子をテークアウト販売する。パンは、生のリンゴやクルミに加え「隠し味」にショウガを使う「りんごとくるみのリュスティック」(260円)、ブリオッシュの生地で自家製カスタードクリームを包み、バターそぼろをトッピングして焼き上げる「青山クリームパン」(220円)、クロワッサン生地でハーブ入りのソーセージを包む「ハーブソーセージロール」(300円)、ライ麦粉を加え長時間発酵させる「青山アンデルセントースト」(500円、価格は全て税別)などが期間限定復活する。
焼き菓子は、青山アンデルセンで開発された「マシュマロサンド」や、ハロウィーンに合わせたアソートクッキーなどをそろえる。カフェ店内では、デニッシュペストリーとドリンクのセット、青山アンデルセンのパンを使ったサンドイッチなどを提供予定。
営業時間は11時~22時(日曜・祝日は21時まで、パンやカフェメニューは数量・時間限定)。10月14日まで。青山アンデルセンのオープン日である14日には、パン購入者先着30人にプレゼントを用意する。