東急電鉄・東京メトロ「渋谷駅」の出入り口番号が11月1日、変更される。
渋谷駅の利便性と街の回遊性の向上が目的。地下出入り口番号を変更するとともに、駅周辺の各誘導サインや案内マップも順次増やすなど、初めて来街する人にも歩行者ルートが分かりやすくなるよう改善を図る。
対象となるのは、東横線東横線・田園都市線、東京メトロ半蔵門線・副都心線渋谷駅の出入り口で、1977(昭和52)年の新玉川線渋谷駅の開業以来初の取り組みとなる。現在の出入り口番号は、道玄坂方面から渋谷警察署方面に向かって1~16の番号を割り当て、隣接して出入り口がある番号の箇所にはa~cのアルファベットを組み合わせている。
新しい出入り口番号を振り分けるに当たり大まかな行き先から出入り口を想起させやすくするため、渋谷駅前からセンター街方面=Aエリア、宮益坂方面=Bエリア、渋谷警察署方面=Cエリア、工事中の桜丘方面=Dエリアの4つのエリアに分け、各出入り口の数字を組み合わせて表記する。
2027年まで続く再開発などで出入り口が新設された時にも対応できるよう、外周部から中心部に向けて数字を振り分ける。それぞれ1から数字を振っているが、Aエリアではハチ公前広場の出入り口を現在と同じ「8」にするため「0」から数字を振った。